円周率世界記録を達成した原口證が、自らの人生経験から得た教訓やコツについて、書き綴るページです。

中学・高校生向けの講演資料

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向学心の高い中学生や高校生向けに行うレジュメを掲載します。膨大ですよ。

 

『発 意 力 養 成 講 座』

 

~~道理に沿った《能力の出方出し方出させ方》の提案~~

 

時;平成 年 月 日

 

円周率暗記世界記録録保持者 原口 證

 

Ⅰ、趣 旨

 

 より高い言語能力を我が身に備えるには日常的な「意思」の発現が前提になります

 

。ですので、その基であり向学心にも直結する「発意力」の養成を企図るものです。

 

それで得た「気づき、思いつき」を積極的に開示したいとする欲求が顕在化するから

 

ですね。

 

 そうなれば、更に加えて根気に裏打ちされた「意志」も確りと芽生えますこと確実

 

になりましょう。人間の本質である成長欲を、それが喚起するようになるゆえにです

 

 

Ⅱ、要 領

 

1、5,6人の小グループに分かれます。

 

2、《試行1》にならい、辞書や事典で「高品質の記憶法」を覚えましょう。

 

  *グループごとに英和辞典を2、3冊ほど用意していただきます。

 

3、《試行2》にならい、「指針」があれば言葉は容易に誘発することを実感しまし

 

ょう。

 

4、《試行3》にならい、「名付け」で新規の言語回路の開発を図ります。

 

5、《試行4》にならい、仮定法を用いる「思考や会話の弾ませ方」を会得します。

 

 一年生への題=「先生たちを教科書上の人物に例えたなら…例;校長=間宮林蔵さ

 

ん」

 

 二  〃  =「学校にある物を学具になぞらえたなら…例;縄跳び=二次方程式

 

 

 三  〃  =「グループ自習をやることになったが…例;桜田門外の変を寸劇」

 

6、いずれの場合も、文体は完全に自由ですよ。

 

7、各グループで最も良い答案につき、校長と副校長が1~3位を決定します。

 

Ⅲ、皆さんに気づいて欲しいポイント

 

1、「意」とは、自己成長欲と表裏一体のものであること。

 

2、それは、物事や事象を丁寧に扱うことで得られること。

 

3、「意」を保持した能動的な思考は、延々と発展し充実化するものであること。

 

4、発意し思考を続ければ気づき、閃き、思いつき(つまり知恵)が頻繁になること

 

 

5、丁寧に行えば地力が備わり、それが根気の醸成へと発展すること。

 

6、意思力が向上すれば、「意志力」の確かさへと発展すること。

 

7、「意志」にムリがなければガンバルことなく楽に勤しめること。

 

8、“印象派”を心掛ければ、知識をつかさどる記憶能力が飛躍的に高まること。

 

《 試行1 》

 

『辞書・辞典の遊び方』

 

 ○国語辞典;「濯ぐ」「漱ぐ」で「雪ぐ」のいわれを察知する。

 

 ○漢和辞典;「甫」を旁にする漢字を一括で覚えてしまう。

 

 ○英和辞典;「construction」など、“イガグリ構造”と解釈する。

 

 ○人名事典;「坪内逍遥」「二葉亭四迷」を対比させる。

 

 ○理化学辞典;「オルドビス紀」「シルル紀」「デボン紀」と、辞書サーフィンを

 

する。

 

 *1知識×1知識=“知識の広場”、“…”×新知識=「知恵」となります。

 

《 試行2 》

 

『指針で“書き述べ”楽にする』

 

《“物”は八つの要素持つ(すう、い、けい、ざい、じ、か、せい、じん)》を認識

 

し、指針となる次の言葉に当てはまる言葉を書き出してください。考察する“物”の

 

対象は、この会場内から自由に選んでいただきます。

 

 ①数(寸法や重さ)、②色、③形状、④材料、⑤時(設置時期、耐用年数など)、

 

⑥価値⑦製造(工程、メーカーなど)、⑧人(関わった人々)

 

*『“事”六つ、“物”は八つの要素持つ』と覚えてください。もちろん“事”の方

 

の六つは、5W1Hですね。

 

《 試行3 》

 

『“知る”より、“創る”方がより高度の頭脳活用法になる』

 

《名付け》を習慣づけて機智やユーモアの感性を育みましょう。

 

①「演台」=『催し物の出入り口』、②「体育館」=『落合城の大広間』③「運動用

 

マット」=『でんぐりマット』

 

《 試行4 》

 

『“何は”が“何なら”思考が廻る』、『“理由”を付ければ話が弾む』

 

普通( )は( )ですね( )で( )だからなのでしょう。でもね、もし( )

 

だったなら( )になりませんか( )なので( )だからですよ。ということは(

 

 )にもなってきますね( )の可能性も出てくるからですよ。そう言えば( )も

 

( )だから( )にもなってしまいそうですね( )という( )もあるでしょう

 

からね。うん、だって( )っていうことなのですよ。でも待てよ、その場合は( 

 

)にしてみれば( )となりませんか。だって( )だし、うーん、とすると( )

 

が気になりだした…

 

* 発意をみちびくヒント ; ①群 = 計る、測る、量る、図る、諮る(問い尋ねる

 

)、推しはかる、おもんばかる、 ②群 = 色、形、重さ、高さ、広さ、材料、成り

 

立ち、付け足す、除く、理由、賛同、反対、やり方、使い勝手、交替、置き換え、付

 

け替え、等々

 

《     校の生徒の皆さんへ》

 

時;平成 年 月 日

 

於;      

 

円周率暗記世界記録録保持者 原口 證

 

 私が円周率暗記物語を作り込んでいく過程で気づき得たことの一つは《意》が持つ

 

役割の大きさなのでした。「意欲」や「注意力」の《意》ですね。これは「憶」の原

 

字でもあります。
 この《意》につき、世の中の物事に自分の方から『親しくしましょう』と働きかけ

 

る姿勢のことと捉えてみたところ、人間の能力を活性化させてくれる重要なカギの一

 

つなのだということが分かってきたのです。なぜなら、《意》は「根気」と「地力」

 

に強い絆(きずな)を持つからなのですね。

 

 このことを電車に例えてみれば、「根気」に相当するのがレールで、「地力」が電

 

気ですよ。そして《意》は機関車ということになりましょう。

 

 今日は『言語能力の向上を図る場』という設定の中で、これ等の三要素につき、実

 

感していただきます。

 

 特別なことは何もありません。ただ、取り組みたい事柄(今は、《試行1~4》で

 

すね)に《「丁寧」と“…”⇒意欲が添う》ようにすれば《成果が出る⇒積極的にな

 

る》ので、このまま“…”と「丁寧」を続けていれば《地力が付く⇒根気が出る》状

 

況になる、ということです。

 

 これに「コツ」(学問やスポーツ等のどんな物事にもあります)を加味すれば、ほ

 

とんどのことが楽に進むようになるものです。

 

《 発意が盛んになった場合の思考の一例 》

 

 昨夜、爺ちゃんに学校のシンボルの木は何だいって聞かれたけれど、そんなのって

 

無いよな。そう言えば、学校に何の木があって全部で何本かなんて考えてもみなかっ

 

たが、多分、皆がそうなのではないだろうか、話題になったことなんて無いもの。で

 

も、毎日通っている所なのに知らないって何か変だな、通学距離だってそうだよ、聞

 

かれても答えられないってある意味まずいな、こんなことにさえ注意が向かないから

 

クラスの誰々さんが悩んでいたことにも気付いてあげられなかったのだ、きっと。よ

 

し、調べてみよう、通学距離も学校の木もさ、自由研究だ「学校の植栽と通学距離と

 

の調査」ということさ。 ところで、距離はメジャーでの測定になるけれど、それっ

 

てちょっと大げさだな。あ、そうか自分の歩幅を測っておけば良いだけだ。 おーち

 

ょうど60cmだ、ということは千歩で600mだな、500歩ずつくらいなら楽に

 

数えられそうだから、その位置がどこそこの場所、と区切っておけばメモしなくても

 

済みそうだ。 さて、樹木の方だが、ただ数量が分かれば良いとするのも幼稚すぎる

 

から広葉樹と落葉樹それぞれ何本か、だな。そしてこの際、樹種も少しは覚えたいも

 

のだね。シンボルも有った方が良いことは確かだしな、だって校内に特別な樹木があ

 

ると思うだけでなんだか心が安らぐものね、これを機会に考えよう。ところで、シン

 

ボルの条件って何だろうか、ただ目立つだけではないはずだ、だって“象徴”という

 

ことなのだもの、そこには高いだの大きいだのという単に物理的な事柄だけではない

 

、言ってみれば私たち生徒が何らかの思いを寄せている木、ということだよね、つま

 

り誰彼となく心を寄せ合った木ということなのだろう、例えば新入生の親子や卒業間

 

近になった三年生たちが記念写真を撮りたくなるような、ということだね。そんな意

 

味なら、校門の側で朝夕、僕らを送り迎えしてくれている松はどうだ?うん、それも

 

良いけれど折角の落合中という名前だよ、しばしば誰彼となく授業後に“落ち合って

 

”語らい合った木っていうのはどうだろうか。うん、それなら校庭の隅に並んでいる

 

桜の中の一本かな。うんいいね、どちらも良いから、いっそのこと両方採用しょうか

 

ね。 更にだ、桜の木の側にベンチを備えるというのはどうだろう、座るだけの味気

 

ない物ではなく雰囲気の良い洋風の物を、だ。いいね、この思いつきはグッド。費用

 

は皆でカンパだ、100円/人ぐらいだろうかな。これは早速、生徒会に相談だな。

 

“シンボル樹の設定”も同時に提案しよう。 さて、そうとなったらもう一方の松の

 

木も何とかしようか、新入生の記念写真のためなら習字部の人が書いてくれるさ、文

 

芸部に気の利いた言葉を考えてもらってさ。今、思い出したけど、学校から「入学式

 

会場」という硬そうな看板が出るはずだな、正門にね。だから、それと対になるよう

 

な「楽しい学校生活を送りましょう」なんてものをさ。そんな上級生たちが自発的に

 

出すものもあったなら、緊張している新入生の気持ちを和ませることもできると思う

 

よ、きっと。または、「分からないことあったら聞きに来てね、上級生一同」なんて

 

いうのでもいいだろうしさ。こんな学校って一年生から三年生まで皆が和気あいあい

 

になるから運動会でも多分…、“I’ m very thinking now“ おや、“I”は今、随

 

分とクリエイティブになっているような気がするよ、英語が口をつく“Probably

 

I may be a creative person than ever before”とね、これは“It’s a great thou

 

ght”だね!

 

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