円周率世界記録を達成した原口證が、自らの人生経験から得た教訓やコツについて、書き綴るページです。

『言語能力向上講座』その3

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

《 発意が盛んになった場合の思考の一例 》

 

昨夜、爺ちゃんに落合中学校のシンボルの木は何だいって聞かれたけれど、そんなの

 

って無いよな。そう言えば、学校に何の木があって全部で何本かなんて考えてもみな

 

かったが、多分、皆がそうなのではないだろうか、話題になったことなんて無いもの

 

。でも、毎日通っている所なのに知らないって何か変だな、通学距離だってそうだよ

 

、聞かれても答えられないってある意味まずいな、こんなことにさえ注意が向かない

 

からクラスの誰々さんが悩んでいたことにも気付いてあげられなかったのだ、きっと

 

。よし、調べてみよう、通学距離も学校の木もさ、自由研究だ「学校の植栽と通学距

 

離との調査」ということさ。 ところで、距離はメジャーでの測定になるけれど、そ

 

れってちょっと大げさだな。あ、そうか自分の歩幅を測っておけば良いだけだ。 お

 

ーちょうど60cmだ、ということは千歩で600mだな、500歩ずつくらいなら

 

楽に数えられそうだから、その位置がどこそこの場所、と区切っておけばメモしなく

 

ても済みそうだ。 さて、樹木の方だが、ただ数量が分かれば良いとするのも幼稚す

 

ぎるから広葉樹と落葉樹それぞれ何本か、だな。そしてこの際、樹種も少しは覚えた

 

いものだね。シンボルも有った方が良いことは確かだしな、だって校内に特別な樹木

 

があると思うだけでなんだか心が安らぐものね、これを機会に考えよう。ところで、

 

シンボルの条件って何だろうか、ただ目立つだけではないはずだ、だって“象徴”と

 

いうことなのだもの、そこには高いだの大きいだのという単に物理的な事柄だけでは

 

ない、言ってみれば私たち生徒が何らかの思いを寄せている木、ということだよね、

 

つまり誰彼となく心を寄せ合った木ということなのだろう、例えば新入生の親子や卒

 

業間近になった三年生たちが記念写真を撮りたくなるような、ということだね。そん

 

な意味なら、校門の側で朝夕、僕らを送り迎えしてくれている松はどうだ?うん、そ

 

れも良いけれど折角の落合中という名前だよ、しばしば誰彼となく授業後に“落ち合

 

って”語らい合った木っていうのはどうだろうか。うん、それなら校庭の隅に並んで

 

いる桜の中の一本かな。うんいいね、どちらも良いから、いっそのこと両方採用しょ

 

うかね。 更にだ、桜の木の側にベンチを備えるというのはどうだろう、座るだけの

 

味気ない物ではなく雰囲気の良い洋風の物を、だ。いいね、この思いつきはグッド。

 

費用は皆でカンパだ、100円/人ぐらいだろうかな。これは早速、生徒会に相談だ

 

な。“シンボル樹の設定”も同時に提案しよう。 さて、そうとなったらもう一方の

 

松の木も何とかしようか、新入生の記念写真のためなら習字部の人が書いてくれるさ

 

、文芸部に気の利いた言葉を考えてもらってさ。今、思い出したけど、学校から「入

 

学式会場」という硬そうな看板が出るはずだな、正門にね。だから、それと対になる

 

ような「楽しい学校生活を送りましょう」なんてものをさ。そんな上級生たちが自発

 

的に出すものもあったなら、緊張している新入生の気持ちを和ませることもできると

 

思うよ、きっと。または、「分からないことあったら聞きに来てね、上級生一同」な

 

んていうのでもいいだろうしさ。こんな学校って一年生から三年生まで皆が和気あい

 

あいになるから運動会でも多分…、“I’ m very thinking now“ おや、“I”は今

 

、随分とクリエイティブになっているような気がするよ、英語が口をつく“Probably

 

I may be a creative person than yesterday”とね、これは“It’s a great though

 

t”だね!

 

関連記事

アーカイブ