円周率世界記録を達成した原口證が、自らの人生経験から得た教訓やコツについて、書き綴るページです。

FBに載せなかった部分です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

FBに載せなかった部分です。

 

 記憶力向上へのいざないです。

 

 さて、結論を急ぎましょう。

 

 つまりは、《記憶能力には二通系統ある》と認識して欲しいのです。

 

 否、一歩譲って、『そのように捉えてみたならば人生構築が図りやすくなる』とでも

 

言い換えましょう、そうした方が皆さん受け入れやすいでしょうゆえ。

 

 その一つは、もちろん“受動的記憶能力”です。皆さんが「記憶力」と思い込んでい

 

るものですね。

 

 これは、「感受性」を媒介して得られる自己存在の安全保持力を確保するために働く

 

タイプのようです。防衛能力の充実に関与するような仕組みになっているのではないか

 

と推定できるのですよ。

 

 「最も長く記憶している事柄は?」と訊ねるとほとんどの人々が、他人から加えられ

 

た恥ずかしい思いや辛い経験だ、と答えることからも分かりましょう。

 

 この“受動的…”は、二十歳前頃にほぼ確立されますから、その後は衰退していくの

 

ですね。危険を回避する能力が出来てしまえば「感受力」の有用性が減少しますから、

 

当然の如く鈍りだすのです。私が思いますに、「箸が転んでも可笑しい時期」という辺

 

りがその頂点なのではないでしょうか。防衛機能が安定して、幸福感が心身を包みだし

 

たのですよ、きっと。

 

 余談ですが、年寄りの持つ「地獄耳」という現象もこのことに帰結するのでしょうね

 

。我が身への危害には敏感に反応する力を保持しているのです。

 

 もう一方の“能動的記憶能力”は、人間存在の質の向上に寄与しているのではないか

 

と考えています。私たちの「情趣」に響いてくるようなものを記憶できるようになって

 

いるのだろうと推定できるのですね。言うまでのこともありませんが学問の分野が正に

 

それに当たりましょう。

 

 以前に、“能動的記憶法”なるものの一例を披露いたしましたね。お読みくださった

 

皆さんの誰もが戸惑い且つ受け入れがたく思われただろうとお察しします。ワザワザ記

 

憶を作り出すようなことをしないでも困りはしない、とですね。

 

 でもですね、能動性の記憶法は無尽蔵にあるのです。“脳内スケジュール帳”なんて

 

、その一端も一端です。開拓を待っている原野は広大なのです。使われていない4/5

 

の脳ミソとは多分、この分野のものなのだろうと考えられるゆえに、です。

 

 この二系統の関係を端的に表現しますと、次のようになりますね。

 

 受動的記憶力;情感、「思」、生存能力の確保、衰退

 

 能動的記憶力;興趣、「意」、存在価値の構築、無限

 

 つまり、《「意」を以って記憶を作り出していけば死ぬ直前まで活き活きとしていら

 

れる》ということですよ。

 

「輪廻転生」という概念がございますが、それが本当にあるのだとしたなら、このよう

 

な人物にこそ起こりうる現象に思われてまいりますね。

 

関連記事

アーカイブ