円周率世界記録を達成した原口證が、自らの人生経験から得た教訓やコツについて、書き綴るページです。

『心の体操;深・香・悠』我慢はしない

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『心の体操;深・香・悠』2

 

 世の中では、何かにつけて我慢や忍耐を奨励しています。耐え忍ぶのは辛いものです

 

が、でも逃げ出すよりは堪(こら)えるよう説きたがります。

 

 ですが、私はそれにつき賛成しかねております。

 

 ただひたすらに耐えているということは、「自我」を押し殺す意味合いを持っていま

 

す。つまり、この状態ですと自我の価値を否定していることになりましょう。たとえ、

 

それほどではないとしても疎かにはしているのですから、そんな場合には「自我」の成

 

長は一向に進まないことになってしまいます。

 

 進歩をしないで停滞したままとなりますから事態への心理的消化がなされないことに

 

なってしまうのではないかと思うのですよ。

 

 ということは、そんな状況に置かれている間のことを何かと恨みに思う感情も晴れる

 

機会がなく心の中に止まったままということになりますね。ですので、たとえ随分と時

 

間が過ぎたとしてもその感情は消えません、感情の元である自我が成長せずに止まって

 

いるのですから、当然にそうなる理屈です。

 

 でも、これは理不尽です。心を病むお人も出てくるというわけです。

 

 幸いに、卒業するとか配置転換されるとかで耐え切った状況を得た場合でも恨みの思

 

いは消えないものです。随分と後になってみれば一見消えてしまったようにも思えるも

 

のですが、それは多分に錯覚なのではないかと思います。薄れただけなのであって消え

 

てはいないのだろうと思えるのです。

 

〔これは勿論、あくまでも推論ではありますことをご理解願った上でのことですが〕

 

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