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『「記憶の真髄」への考察・そ41』

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『「記憶の真髄」への考察・そ41』

 

 ここで、極めて大事な事をお教えしておきましょう。心してお聞きくださいな。

 

 あなた方人間は、思い、考えているときにのみ精神的な進歩を得られるものと思っ

 

ておられましょうね。

 

 ですが、違います。

 

 あなた方の頭脳は常に働いております、本人の気付かない形で、ですね。

 

 そうであるが故の能動性なのですよ。

 

 それまでに仕入れられた知識とその取り入れられ方をなるべく効率よく機能させて

 

、実際に必要になるまで待機しているのですよ。知恵として役立つように、ですね。

 

能動的な思考に対応する能動性頭脳が、ですね。

 

 明確に申しますが、本人がそれと意図して考えた結果なんてものは人間が思うほど

 

にはありませんのです。元々にないものが、出てくることはありませんでしょうよ。

 

考えている最中での思いつきなんてものは、“既にして出来上がっている知恵”が、

 

あるきっかけで表出しただけに過ぎないのです。既に存在するから、現われることが

 

できるのですね。

 

 従って、ですよ、ここが大事ですよ。

 

 「気付き、閃き、思い付き」というものは、その養分となる知識の仕入れ方で決定

 

されるということです。

 

 つまり、滋養のあるものを脳内で処理しやすくする方法で仕入れること、これが肝

 

要なのです。

 

 「じゃー、人間の思考とは何かね」と問われましょう、当然に。

 

 それはですね、「まとめ」なのですよ。

 

 この辺のこと、把握しにくいでしょうから流れの道筋を示しましょう。

 

① 知識を得る…見聞きや読むことで頭に入る

 

② 頭脳が働く…過去に仕入れた知識と新規のそれとの有機的な連携を図る

 

③ 思考する…②項の結果が現出する。

 

というフローとなります。

 

 ですから、思考による「実り」は「知識の仕入れ方」次第で大きく変容するのです

 

よ。

 

 つまり、仕入れ方が極めて大事になってまいりますね、学業においても社会生活に

 

おいても、ですよ。

 

“知識のなぎさ”や“知識の余韻”が大きな力を持っているということです。

 

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