円周率世界記録を達成した原口證が、自らの人生経験から得た教訓やコツについて、書き綴るページです。

『「記憶の真髄」への考察・その39』

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『「記憶の真髄」への考察・その39』

 

 そんな、原口老人を後押しできるのは貴方です、あなたしか居られないようになっ

 

ております、そうして貴方がいれば十分なのです。あなた以外を必要としておりませ

 

ん。

 

 つまり、原口老人をさりげなく支えてやってくださるようお願いしているのです、

 

メーン・パーソンは貴方なのですから。

 

 えー、支える側がメーンなのですよ。殆んどの人間が逆に捉えているようですがね

 

、違います。

 

 動き回る方がサブであって、補佐している側が本来的に重きを持つものです。例え

 

ば、お城をご覧なさい。城郭は磐石な土台や石垣がなければ木組みの建物は成り立ち

 

ませんね、だから土台といわれる部分の方が遼(はるか)に大きいのです。

 

親子関係に於いても同じですよ。子どもが活性的であるなら、その親は更に能動的な

 

思考や言動をしているものです。

 

 このこと、一人の人間の能力に置き換えても同じ理屈が成り立ちますよ。

 

 「意力」がシッカリしていれば記憶の道具の役立ちが際立ってくるものです。腕の

 

動きが確かなら手首の中のバットや鉛筆の働きも冴えてくるのと同じです。

 

 つまり、元が大事なのです、そうしてその元の元が更に大事ということになってま

 

いりましょう。

 

 そうそう、そうでしたね、人間界では「取り柄」という言葉がありました。これは

 

「性質の良い部分」を指して言いますが、でも、それを表すのに「柄」の字が当てら

 

れているのですよ。そこには僕が指摘する意味合いが感じられませんでしょうか。こ

 

の場合も、元の“支えがあっての事柄”とは思えませんか。

 

 そしたまた、「支え」の「え」そのものもが、かつては「柄」を指していたのだろ

 

うと原口老人は推定している筈ですよ。

 

 ここは肝心なところなので、繰り返してお伝えしておきますね。

 

 「支え手」に求められるのは、生命存在に関する喜びですよ。

 

 「支え手」が確かな存在となる為には、自分の人生への大いなる希望を持たなけれ

 

ばなりません。昨日よりも今日、今日よりも明日には更に精神的成長が見込まれる筈

 

なのだ、とする確信なのですね。

 

 この成長を以ってして来世への輪廻があるのだ、とする確かな信念なのです。それ

 

があれば心神は衰えません、記憶能力もシッカリしてきます。

 

 これは、真理です。人間存在の拠って立つ原理です。

 

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