円周率世界記録を達成した原口證が、自らの人生経験から得た教訓やコツについて、書き綴るページです。

『「記憶の真髄」への考察・その35』

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『「記憶の真髄」への考察・その35』

 

 原口老人の連れの方、少々ダレ気味のようですね。

 

 ですが、もう少しだけご辛抱願いますよ、この夢世界にご招待したのは画期的な記
憶法をあなた方お二人に伝授するためなのですからね、これまでには殆どなかったは

 

ずの方法を身に付けさせようとして計画したことなのですから、それを楽しみにして

 

お付き合いを願います。

 

 さて、前出させた例はホンのささやかなものでした。

 

 ですが、これは日々の生活の仕方のことであり、ひいては生き方の捉え方でもあり、果ては人生構築の考え方の問題をも含蓄している大事な事柄なのですよ、あなた、

 

人間の代表さん。

 

 原口老人は当てには出来にくいものですからね、適当にデフォルメする癖があるも

 

のですから心配なのですよ。ですので、あなたにしっかりとこの辺の事情を把握して

 

いただきたいのです。

 

 ええ、慣れてはいないのですから徐々に、少しずつで結構なのです、段々と慣らし

 

運転をしながら少しずつで良いのですよ。

 

 ホラ、英語の形容詞節や副詞節のことに言及したところを思い出してくださいな。

 

 あの、やりかたですよ。例えば、対人間の出来事なら言葉や会話での紋切り型調を

 

少しずつ改善していき余韻と風情のある文章を心掛ければよいのですよ。

 

 今日の一日、明日の一日に、たったの一回でも構いませんから、そのように試みて

 

くださいな、それが絶対に記憶に残りますから効果の確かさを実感できるはずなので

 

す。そうすれば、あの「赤毛のアン」のように思考が活発になりましょう。「意力」

 

が付きますからね。

 

 自分の思考や行為に澄んだ韻が響き残るような情緒、情趣、情操、風情なんぞとい

 

ったようなものが絶え間なく続くような日常となったならば、それこそ必ずや良い匂

 

いが伴った薫り高い記憶を頭脳に留めましょう。

 

 そうして、明敏な思いのままあの世へと旅立つことが出来るようになるのです、き

 

っと。そうなってこその来世なのですからね。

 

 現世での今、この時、この一瞬の趣を自ら作りこんでいくなら確かな記憶を伴って

 

あの世へと転生できるのです。阿弥陀仏とヤハウェ神とアラーの神とが混成チームを

 

組んで迎えてくれましょう。

 

 宜しいですか、シッカリした記憶こそあの世への切符なのですよ。現世での生を確

 

かに活き切った記憶こそが来世への渡航券なのです。

 

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