円周率世界記録を達成した原口證が、自らの人生経験から得た教訓やコツについて、書き綴るページです。

『「記憶の真髄」への考察・その26』

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『「記憶の真髄」への考察・その26』

 

 アー、あなた、原口老人のお連れの方ですね。

 

 老人は気を失いましたので、突然ですがご案内は僕がいたします。

 

 彼は気を失わされて弥勒菩薩の使いに連れられ「記憶の悟り室」へ行きましたので

 

 

 エー、「我が強い者」は門のところで一旦、転倒して自失するように仕組んである

 

のですよ、我が強いだけにガッツンなんてね、いやこれは失礼しました。

 

 ハー、使いは誰かって?三保の松原に遊びに行っていた天女ですよ。いいえ、彼女

 

が失神している彼を背負うなんてことはいたしません、そんな酒臭い老人なんか天女

 

だって嫌がりますからね。ナニ、羽衣の端にチョッと酒の匂いを付けておいたらしい

 

のです。それを鼻先でヒラヒラさせたものだから夢遊病状態で彼女の後を付いて行っ

 

たというわけですね。

 

 ソー、申し遅れましたが、僕はこの世界の住人で点灯するテントウムシの長(おさ

 

)をやっている“憶師”です。ハイ?何で点灯するのかですって?僕たちはお天道様

 

の分身で、この光は迷える人々をいざなう為のものなのです。普段は人間に見えない

 

波長で頭脳に直接、語りかけているのですが、本人が此処(ここ)までに達すること

 

が出来ればもう僕たちの陰の支えは無用となりますので、この光によって導かれて来

 

たことを覚れるよう明示するのです。

 

 コー、あなた、頭に閃きが走った時パッと明るい光が差し込んだことがありますよ

 

ね、あれは“憶師”の僕等がやっている細工なのですよ。はい、この辺の事情は、い

 

ずれじっくりと知ることになりましょう。

 

 マー、あなたは選ばれたお人ですからね、何かとこれから様々なことを知るように

 

なりましょう、記憶についてですね。勿論それは僕等があなたの脳ミソに注入するこ

 

とになっています、“憶師”ですから。

 

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