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『「記憶の真髄」への考察・その16』

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『「記憶の真髄」への考察・その16』
 
 さて、皆さん。大事なところが出てきましたよ。心してお読み願いますね(ちょっ

 

と大仰に言ってみました)。

 

 一つひとつの記憶単位に最初から“なぎさ”が伴っていたならばどうでしょうか。

 

 つまり、「消しゴム付き鉛筆」状態で記憶するということですね。そうなれば、記

 

憶の再生は極めて容易になりましょう。

 

 これに付き次のような例えでご理解いただけるのではないでしょうか。

 

 「明智光秀さんの娘で悲運な運命を背負ってしまった女性の名は何というか」聞か

 

れたなら「そんなのは私にとって簡単すぎます。嫁いだ先が細川家だったし、それで

 

キリスト教の洗礼を受けているので細川ガラシャさんというのです」と答えられるよ

 

うな知識の仕入れ方におけば良いのですよ。または、学校のテストでの「チョークの

 

原料ともなった地層の名は何と言うか述べよ」には「白いチョークの白亜層、と頭に

 

入れてあるから簡単に答えられたね」とですね。

 

 つまり、憶えたい物事に英文法で言うところの「形容詞節」や「副詞節」を付けて

 

おくのです。「1837年・大塩平八郎の乱」には「ちょうど200年前の1637

 

年に天草四朗の乱が起きているな。平八郎は四郎の八代目の生まれ変わりかもしれな

 

いね」とでも思っておけば、どちらか一方が呼び水となって無意識の内に思い出すよ

 

うになるものです。

 

 一般的な知識の仕入れ方は「細川ガラシャ」、「1837年・大塩平八郎の乱」な

 

どと単体で紋切り型の知識として頭に入れようとするものですが、コレだと絶海の孤

 

島でしかも断崖絶壁ですから風波に浸食されて程もなく海面下に没するようになるの

 

ですよ。つまり「忘却の彼方へと消え去った君の名は何だったっけ」とはなってしま

 

うのですね。

 

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