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『聖徳太子と同じ能力を持つ方策・その5』

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『聖徳太子と同じ能力を持つ方策・その5』

 

 何故、このような「多人数の話を同時に聞く方法」なんぞを持ち出したのか

 

ということを申しておきましょう。

 

 かつて、私は町内会のまとめ役をやっていたことがありました。いわゆる自治会長

 

っていうやつですね。

 

 その際、各ブロックの世話役たち約40数人との月例会議を行うのですが、

 

16:30に集ってもらって19:00には解散させていたものです。

 

 主な業務は行政当局からの連絡事項を伝達すると共に、地域問題の処理を報告する

 

ものです。

 

 これ等につき会計報告のように役割が厳密なものは別ですが、その他の司会進行な

 

ど私で済む事柄は殆ど自分でやっていたものでした。

 

 会長の立場ですから行政側からの依頼業務や地域問題の全てが我が身に集約されて

 

いるので人を介さず進行させることができたからでもありますし、事前準備も妻に手

 

伝わせていた(時には近所の奥さん達にも)ので集会では配布物と伝達事項の処理の

 

みで済むことが多かったのです。

 

 勿論、その場で出てくる世話役側からの問題提起にも対応しなければなりませんが

 

、要点だけ聞き取り「お話内容につき了解しました、その件に関しては私が処置して

 

おきます。結果は次回の集会でご報告します」で終わらせていたのです。世話役の皆

 

さんは毎日の仕事に追われている身ですから、問題の処理を抱えるということは苦痛

 

なのでした。ですので、その殆どを私が引き受けて「では、これにて散会」とし、常

 

に30分間の集会で終了させていたものです。

 

 その次までの一ヶ月は、1人で駆け回るのですが苦になりませんのです。

 

 提起された問題につき責務を負って能動的に対峙すると、いわゆる「身が入る」と

 

いう状況になりますので、それに伴って記憶も濃くなるのです。

 

 そんなシッカリした記憶は認識を明敏にさせますから、結果として思考も小気味よ

 

く回転するようにもなってくるのでした。で、つまりは的確な処置を施すことができ

 

るようになるということです、しかも短期間にですよ。

 

 要するに、事の責任を我が身で背負ってみると主体的な行動になるので記憶も良く

 

なり、その結果として事は滞りなく解決させられるということです。

 

〔実を言いますと、会計責任者と副会長のお二人が居て確りと支えていてくださった

 

から出来たことなのです。話の展開上、我が身一つでの実績のようになってしまいま

 

したが、本当のところ、私が今でも感謝している人たちが居たということです。特に

 

夏祭りの際には随分と助けていただいたものでした〕

 

 オッと、また余談になってしまいましたね。

 

 つまるところ、何事も我が能動性を前提にするならば記憶も確かになり、それに伴

 

って処理も手際良くなるのだという話ではありました。

 

 聖徳太子のお話も、「もしかして、私のこんな経験の延長上のことではないだろう

 

か」という発想があったがゆえの試行ということです。

 

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