円周率世界記録を達成した原口證が、自らの人生経験から得た教訓やコツについて、書き綴るページです。

『「記憶の真髄」への考察・その5』

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

『「記憶の真髄」への考察・その5』

 

 今回は「方策」ですね。

 

 これについても、私には既に腹案があります。

 

 例の「はかり」ですよ。「はかり」を用いて「趣」を得るための基準にしたなら事

 

は容易になりましょう。

 

 「はかり」ながら「趣」を創りだしていけば間違いなく脳機能の未知なる世界が開

 

発されてまいりましょう。

 

 {「はかり」がそんなに高機能な事柄とは思えないよ}という方も多いでしょうね

 

。それなら問いますが、昨日や一昨日にどんな行動をしたか忘れてしまうような高齢

 

者であっても、例えば三日前に量った体重の数値は憶えているはずですよ、大概の場

 

合ですがね。

 

 「それは何故なのか」と次なる問いが聞こえてきます。

 

 では、お答えしましょう。

 

 それが「能動的行為」だからです。能動的な作業はしっかりと記憶します。

 

 このシリーズの始めに、植物や道や何やかやと名前を付けてみることをお勧めしま

 

したが、その場合も面白いように記憶していたはずですよ。そうしてそれもまた「は

 

かり」を使っているのでした。つまり「推し量る」ことをしていたのですよ。「これ

 

にはなんという名を付けたら面白いかな?」とですね。

 

 さて、皆さん。ここで「面白いかな?」という表現が出てきましたね。

 

 この場合の「面白い」は「趣」と同義です。「どんな趣が出てくるかな?」ですか

 

らね。「笑い」の面白みでは絶対にありませんよね。古語でいうところの「いとおか

 

し」なのですね。和泉式部さんやそのライバルたる紫式部さん大弐三位さん親子達が

 

使っていた「風情」や「雅」といった「趣」を指す言葉ですよ。

 

関連記事

アーカイブ