円周率世界記録を達成した原口證が、自らの人生経験から得た教訓やコツについて、書き綴るページです。

活きる知恵生む記憶塾

○第1章 『長期記憶力養成法』

○第1章 『長期記憶力養成法』  そんな観点で以ってこの『研究科』を進めていこうとするのならば、先ずは常日頃 から目にしている新聞の記事を記憶の対称にするのが妥当ではないかと思っておりま す。  つまり、日常生活に知恵をもたらす元となる新聞記事の《長期記憶》を試みてみよ うと企図しておりますのです。「頭の中に新聞のスクラップブックを作る」ことを試 みてみようということですね。  尚、この場合は『白…

○プロローグ・その8

○プロローグ・その8  さて、この”作り込む”という言葉が、利便性の高い用語としてその後の私に随分 と寄与してくれるのでした。例えば、”人格、品格とは意図して自ら我が身に作り込 むものなり”と思うのですし、”我が人生は我が意思を以って作り込むもの”とか、 ”日々の良し悪しとは、我が意思や情念の作り込みによって大きく左右されるものな り”と捉えてもいるのです。  つまりは、そんな流れのゆえを以って”…

○プロローグ・その7

○プロローグ・その7  蛇足になりますが、私の提唱する「記憶を作り込む」という言葉にも理念付けしてお きましょう。  私は長いこと、ある電機メーカーの品質保障部門で働いておりましたのですが、若輩 の時分に薫陶を受けたのが「Tさん」という上司です。仕事には厳しいのにそれに携わ る人間には随分と優しいお人でした。年齢差がかなりある私たち若い者でも「さん付け 」で話しかけてくれるようなお人なのです。です…

○プロローグ・その6

○プロローグ・その6  数を数えるなら、「4本ある」とするよりも「3本や5本ではないな」と認識 すると後々数量があいまいになるようなことがなくなるものです。付け加えておきま すが「…である」という肯定文や前出させた「a2×a3=a5」のような等号式は 後々記憶があいまいになりやすいものです。  ですので、否定する意味合いのことも添えておいて覚えようとすると、それが記憶 を固定させる役目をするので結…

○プロローグ・その5

○プロローグ・その5  一般論に入ってしまったので普遍的な生活者向けにも挙げてみましょう。  「物を見る」だけでは視点がぼやけて記憶が薄くなりがちですが、どこかに焦点を 定めて「物を見つめる」ような捉え方をすると改善されます。  例えば、初対面の人なら「顔かたち」を憶えようとしますが、それよりも「面影」 を探ったほうがよいのではないでしょうか。「後ろから見たらどんな印象が感じられ るのだろうか、家…

○プロローグ・その4

○プロローグ・その4  そんなわけで、それならそれを探ってみましょう、考察してみようではないかとい う趣旨の下にこの『研究科』を進めていきたいものと考えております。  どのようなものを指すのかという例を挙げてみましょう。これは学生向けです。  「円錐(または角錐)の体積=1/3底辺の面積(h)×高さ(S)」と学校では 教わり、憶えます。  ですが、この式に接して「2/3hS=円柱(角柱)-円錐(角…

○プロローグ・その3

○プロローグ・その3  従って、人生上で現れるあらゆる事象や物事につき如何様に観るか、どのように記憶 するかが極めて大事なことと分かってまいりましょう。  日々に目にする現象、事象をどのように認識して記憶するかが人生の良し悪しを大き く左右するということです。  〔もっとも、人によっては大きく違ってくる暑さ寒さなどのようなものを「正しく把 握する」なんて言ったところで、使う言葉そのものが不適切な場…

○プロローグ・その2

○プロローグ・その2  そんなわけで、現実的な話へと入ってまいりましょう。  さて、私たち人間にとって視点が違えば同じものでも違って見える、違った記憶をす る、つまり違った内容で記憶することになりますね。  ということは、事実は間違いなく一つなのですが、それに関わる人々それぞれには各 々の違った真実があるということになりましょう。  例えば、「Aさん」という人物を知っている人が10人いるとしたなら…

○プロローグ・その1

○プロローグ・その1  『我が身得て、我が身活かしつ、我が身生き、我が身味わい、我が身去り逝く』  冒頭から僭越ではございますが、私が戯(たわむ)れに作って「座右の銘」としてい る言葉を揚げてみました。  折角この世に「原口證」という身を得ることができたのですから、それを生き、活か し、味わい尽くした上で未練なく死に去って行こうではないか、という趣旨のもです。  この『研究科』では、こんな生命観を…

○さー『研究科』です。

○さー『研究科』です。  皆さん、お疲れ様でございます。これにて『本科』は終了いたしました。  この時点での皆さんは、記憶術というものが極々安直に使いこなせるものだとの認識 を得ているのではないかと推定しております。  これまでにお読みいただいた諸々のいずれにおいても難しさや面倒くささを伴わない ものばかりであったことをご理解くださっているものと想定していますゆえ。  さて、本日より『原口式記憶塾…

アーカイブ