円周率世界記録を達成した原口證が、自らの人生経験から得た教訓やコツについて、書き綴るページです。

記憶能力開発法

☆『「般若心経」を暗記しましょう・その59』

☆『「般若心経」を暗記しましょう・その59』  その「伊能忠敬さん」には、自分で成し遂げた偉業を後々まで誇ってくれるべき相 手が居りませんでした。家庭運が悪くて、連れ添った奥さんのいずれもが早くに亡く なり再々々婚(大商家では所帯を切り盛りするべき奥さんの存在は欠かせないので す)に及ぶも、後を託すべき我が子はおりませんのでした。  地形探査も、始めた当初は幕府からの援助がなく全て自費なのです。し…

☆『「般若心経」を暗記しましょう・その58』

☆『「般若心経」を暗記しましょう・その58』  さて、これまでに私が幾度となく述べてきたように、「空」から「無」の方向をの み強調していては、折角の「喜怒哀楽」で得られる味わいが雲散霧消してしまいま す。生きている意味を問い掛ける足場、立場がなくなってしまいますのですね。  つまり、私の推考がここに至った時点で、「喜怒哀楽という有」というものの意味 合いをこれまでになく主張したいのです。  前々回…

☆『「般若心経」を暗記しましょう・その57』

☆『「般若心経」を暗記しましょう・その57』  ここで私は次のように提言いたしましょう。  そうであるのなら、「喜怒哀楽」は「菩薩」の存在を体現できる私たちの道具であ ると看做(みな)すことができるのではないか、ということをです。  とすると、その「喜怒哀楽」は二つの顔を持っていることになります。背中側に 「無」を見せながら「有」の表情で私たちに迫ってくる「菩薩」なのですね(仏教界 の一般的な発想…

☆『「般若心経」を暗記しましょう・その56』

☆『「般若心経」を暗記しましょう・その56』  さて、前回に持ち出した「菩薩」は「阿弥陀仏の化身」でもあります。  「菩薩」とは、阿弥陀仏と人間を仲介する存在です。そうして、それは人間的存在 の「象徴」なのですね。  神や仏は大いなる宇宙であり、この世のあらゆるものの原点です。淵源なのです ね。ですからそれは偉大過ぎ、遠大過ぎてて、一般の人間たちにはその意図が理解し 切れませんのです。  宇宙の権…

☆『「般若心経」を暗記しましょう・その55』

☆『「般若心経」を暗記しましょう・その55』  この段階での代表者を、昨年お亡くなりになった日本画家の「平山郁夫さん」とい たします。  旧制中学の頃、広島に落とされた原爆で大勢の同級生を失った平山さんは、亡くな った彼らと生き残った自分との存在の違いを、常に問い続け突き詰め続けていたこと でしょう。その結果として、テレビでしばしば見かける、あの絵とあのお顔があった のですね。  中国の敦煌(とん…

☆『「般若心経」を暗記しましょう・その54』

☆『「般若心経」を暗記しましょう・その54』  読者の皆さん、どうでしょうか。論考がここに至って、「空」なるものを感得でき たのではないでしょうか。  そうです、私たちの存在が「空」であることが実感できたはずです。私たち人間の 本質は「空」なのだとする「般若心経」の意図を明確に理解できたはずですよ。更に は、その「本質」さえもが「無」であり「空」なのだとする主張へも肯定の思いが心 に湧き上がってま…

☆『「般若心経」を暗記しましょう・その53』

☆『「般若心経」を暗記しましょう・その53』  更に言うならば、大いなる存在である神や仏が動物より人間の存在を優先させるは ずがないのですし、ましてや自分の安全や幸せだけを望んでいる人を特別扱いをする わけがないのです。  このように考察してみると、人間としての自分の存在価値など特別ではないことが 分かってきます。私と、他国の人との優劣の違いはないのですね。動物であるサルと の違いもないのですし、…

☆『「般若心経」を暗記しましょう・その52』

☆『「般若心経」を暗記しましょう・その52』  昨日は、核爆弾に言及しましたが、これは言うまでもなく大変に悲惨なことです。  更には、言わずもがなのことですが、これまでの戦争で死んだ人々のどんなに多か ったことか。また、現在の世界でも民族間の対立による紛争が幾つもあり、これによ る理不尽な死が数限りなくあるものです。  いいえ、勿論それだけではありません。身近な理不尽も少なくありませんのです。 例…

☆『「般若心経」を暗記しましょう・その51』

☆『「般若心経」を暗記しましょう・その51』  さて、その”般若心経の中期境地”の会得者ですが、稀代の自然科学者だった「ア インシュタインさん」を例として挙げてみましょう。  自分が考え出した「e=mc2]の数式が原水爆となって人類に悲惨な結果を生んだ 後、恒久的な平和の構築を目指して「世界政府」を提唱するなどは人間の持つ残虐性 と希望への可能性とを世の誰よりも見据え切っていた故のことではないかと…

☆『「般若心経」を暗記しましょう・その50』

☆『「般若心経」を暗記しましょう・その50』  前回に論じた「辛苦」を味わうことが出来るようになったなら、所謂(いわゆる) いい意味での「清濁併せ呑む」人物と言えるのですね、つまり「濁」の中に「清」を 見出すことが出来るようになっているのですから「悟り」の度合いは高いのです。 「般若心経」で言うところの「不垢不浄」の意味合いを理解し始めているのですから ね、随分な「悟りの深み」の心境にあるのです。…

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