円周率世界記録を達成した原口證が、自らの人生経験から得た教訓やコツについて、書き綴るページです。

2008年 11月

☆ 14)「智恵録(未来の曜日を覚えておく)」の法

☆ 14)「智恵録(未来の曜日を覚えておく)」の法  “智恵録”とはなんぞや、と思われよう。 人間社会に寄り添って生じる様々な事柄の中には規則性を持つものも多いものだ。ならば、それらの法則を理解しておけば未来に現れるだろう結果を頭の中に“先取り記録”できることになる。未来を予知するようなものだから、それは“智恵の記録”といっても過言ではなかろう、と思った私の造語だ。記憶が見聞きしたものを頭脳に“記…

☆ 13)「無手勝流」の法

☆ 13)「無手勝流」の法  「…武士の政治はもう”悲惨、散々(1333年)”なのだと後醍醐さまが、源氏の新田義貞と平氏の北条討ったのさ。「建武の中興」成ったとさ。だけんど、直ぐに”朝寒(1336年)い”吉野の山に追われちゃう(ナンチョウこったお国は暫く南北朝)。そのあと悠々尊氏が、”海側(1338年)”ならぬ京の都の室町小路に開いた幕府が足利さ。三代将軍義光が、金閣造って…」  上の文は絵物語を…

☆ 12)「つまみ取り」の法

☆ 12)「つまみ取り」の法  長文を憶えるには、この方法が極めて有効である。重要ポイントを摘み上げて短文化するのだ。  一例を挙げよう。『「地方自治法・第一遍 総則 第一条」  この法律は、地方自治の本旨に基づいて、地方公共団体の区分並びに地方公共団体の組織及び運営に関する事項の大綱を定め、併せて国と地方公共団体との基本的関係を確立することにより、地方公共団体における民主的にして能率的な行政の確…

☆ 11)「ゴロ合わせ」の法

☆ 11)「ゴロ合わせ」の法  数字の羅列は記憶し難いものの典型だ。無味乾燥の権化と人には映る。だが、一凡人の筆者に苦労なくできたのだからその際に用いたコツを真似れば誰でもできる。「ゴロ合わせ」による文章化は十分な味付けになるからだ。 要は、どれ程憶え難いものであっても勝手に意味づけすれば済むのである。 原口式〔数字⇔文字変換表〕(末尾に添付)から一例を挙げる。「9⇒か、き、く、け、かっ、きっ、く…

☆ 10)「写し取り」の法

☆ 10)「写し取り」の法  アフリカには、僅かの間に目にした物を詳細に記憶できる青年がいる。あるテレビ番組でのことだが、自閉症の症状を持つこの超能力者が東京タワーの展望台に登り、そこから目にできる360度視界の景観を30分ほど見続けた後、スタジオに戻ってボード上にその風景を再現して見せるのである。建物の窓々を一つひとつ丁寧に描き上げる細やかさが、それは見事なものだった。 だがだ、普通人でもそれな…

☆ 9)「コンテナ列車」の法

☆ 9)「コンテナ列車」の法  4)項で「一字取り」の法を披露した。これは字面通りの文字取りであるから文章や言葉遊びに親しむ傾向のある者にはやり易い方法である。だが、そうではない映像や絵画など視覚的分野が得意な人々にはやや苦手とされよう。そのような向きに考えたのが当法ある。色々なものが入っているコンテナを載せた貨物列車の連結から想を得たものだ。 トランプの覚え込みを例に採り入れる。よく切られてラン…

閑話休題(ちょっと休憩です)

《 閑話休題(ちょっと休憩です)  さて今回、開陳している記憶に関する研究論文の中間部分とおぼしきこの時点で再確認しておきたいのですが、初期時に私が強調して述べている、記憶は”気置く”、ということを思い起こして欲しいのです。 ”気を置く=心が動く=情動=意思=気置く=記憶”ではありますが、この気置くの動きに更に積極性が加わった形となる”意志”を添えたならば”創造”性が芽を出してくるはずなのです。 …

☆ 8)「ストーリー化」の法

☆ 8)「ストーリー化」の法  碁打ち・将棋打ちを傍から見ているとその終局後が面白い。黙々とした打ち合いの後、両者が俄かに能弁となる時を持つのである。盤面の流れを遡ってあれこれと吟味しあう会話が活発なのだ。特に負けた方の、「ここが不味かった」「あそこの受けが敗因だ」等とひとしきり喧(かまびす)しいのである。それを勝ち手がニヤニヤしながら「そのようだね」と軽く受け流すのだ。 つまり対局中の盤上の石や…

☆ 7)「亀の六角」の法

☆ 7)「亀の六角」の法  今回は会社での会議の顛末(てんまつ)を的確に記憶する方法である。議題となった内容の所謂(いわゆる)5W1Hである”話の六要素”をしっかり把握しておけば後の仕事にその記憶が大きな力を発揮することになるはずだ。 亀の甲羅を思い起こしていただこう。亀甲模様は六角をしている。その角それぞれにその六要素をぶら下げるのである。否、ぶら下がった状態を想像して置くのだ。そうしておいて、…

☆ 6)「デフォルメ」の法

☆ 6)「デフォルメ」の法  数多の芸術家は己が作品の鑑賞性を極度に意識する。観る者の心を掴もうと企てるのである。専ら風景を描く画家だとしても決して見たままの通りに描き上げはせぬもので、印象的に細工する。 これを自分が自らやってみれば良い。例えば奈良の東大寺など旅先で目にした古刹の重厚な大屋根が一瞬の竜巻で吹き飛んでしまったとでも想像してみるのである。さすれば壊れた後の社会の騒ぎも偲ばれる等、その…