円周率世界記録を達成した原口證が、自らの人生経験から得た教訓やコツについて、書き綴るページです。

2013年 07月

『「痴呆・認知症」への考察・その8』

『「痴呆・認知症」への考察・その8』  このことに加えて、今度は私自身の記憶の衰えに関わる出来事を述べねばなりません。  30歳代前半の頃のことでした。  勤め先での研修中に、つい今しがた聞き知った事柄がテストされたのですね。 で、それが答えられなかったのですよ。30分程度しか経っていないのに、思い出せな いのでした。  「記憶力の衰え方が酷いな」と慨嘆したものです。  いいえ、今ならそうではない…

『「痴呆・認知症」への考察・その7』

『「痴呆・認知症」への考察・その7』  私に、これに関連するある記憶があります。14、5年前のことでした。  帰宅の道順を失って不安がっている老婦人と出合ったことがあるのです。  息子さんの家に同居して間もなかったようで、外出時に帰りの家路を辿れず、道端で  オロオロしているのでした。その姿は記憶を取り戻せないことに恐れおののいている 、という風情だったのです。  今では経緯を覚えてはいませんが、…

『「痴呆・認知症」への考察・その6』

『「痴呆・認知症」への考察・その6』  そうですよ、ここでした着目点は。  これまで、私たちは能動的な記憶能力というものに関心を持っていませんでした。い いえ、大事に考えるどころか、その存在にさえ殆どの人々が気付いてはいなかったので す。  従って、当然のこと安直に手近な受動的記憶力のみに頼っていたということになって しまっていたのですよ、自然とそうなってしまっていたのですね。  二十歳前後で成長…

『いやな記憶を消す方法・その1~4』

『いやな記憶を消す方法について』  FBの友人から、表題について要望がありましたので、ここにてお伝えしましょう。  なお、これからご紹介するものは、心理作用を「記憶」という観点から考察した私独 自のものばかりですので、その点を前以てご承知置きくださるよう願っておきます。  さて、「忘れたいのに消え去らない思い出」というものは、重くかつイバラがあるの で心の中に沈み込み引っ掛かって、結果として居座る…

『「痴呆・認知症」への考察・その5』

『「痴呆・認知症」への考察・その5』  私はですね皆さん、身体は確実に存在しているのに、それを保持し管理する機能が働 かなくなるということは理解しかねますね。機械ならば兎も角も人間にそんなような状 態が生じるとは、どうにも解せないのですよ。  人間が作った機械装置ならば一部のみの腐食もありえましょう。でも、私たちの身体 は神仏が創造したものですから、そうそう手落ちはないはずです。  と、書いてみた…

『「痴呆・認知症」への考察・その4』

『「痴呆・認知症」への考察・その4』  さて、ではなぜ人間は「忘れる」のでしょう。  いいえ、忘れうる能力のことを言っているのではありません、その仕組みについてで すよ。「忘れることの価値」については、ここでは無用にいたしましょう、私たちの目 的には合致しない事柄ですので。  で、「忘れる」というのは、端的に言うなら「記憶の濃度」が薄いからに他なりませ んね。記憶度合いの濃さ加減でその保持期間は決…

『「痴呆・認知症」への考察・その3』

『「痴呆・認知症」への考察・その3』  「記憶するためにワザワザ行わなければならないなんて、身につくはずがない」と思 ったお人も多くおられたことでしょうね。  「学問の場や社会人ならまだしも、現役を離れた年寄りには無用のことだ」と捉えた お方もおられましょう。  でもですね、日々に得られる情感を更に濃くするのだ、という発想で私は提案してい るのです。日常の生活感を色濃くしましょう、として勧めている…

『「痴呆・認知症」への考察・その2』

『「痴呆・認知症」への考察・その2』  しかしながら、私はそれにつき明確な希望を持っております。  直裁に申しますが、能動的記憶能力へのアプローチを考えていくなら必ずや方策は見 つかるはずです。  その方面での能力は無尽蔵なのですからね、絶対に求める道はあるはずです。  で、そんな立脚点を確定して吶々と、しかしながら真剣に考察してまいることにいた しましょう。  さて、一般的にですが、皆さん記憶行…

『近況報告・場所がなく困ってます』

『近況報告』  かねてお伝えしておりました、6度目の「円周率暗記記録挑戦」につき、場所がなく て困っています。  現在、「111,400桁」を暗記しております。  ”「能動的記憶能力」は、加齢による劣化はしないもの”とする私の持論を世に証明 したい、とて練習に勤しんでおりますが、実施できる場所がないと挑戦できませんね。  ではありますが、もちろん急ぎ焦る思いは一切ありませんのでご安心願います。  …

『「痴呆・認知症」への考察・その1』

『「痴呆・認知症」への考察・その1』  何故、知識が忘却していくのか、は明白です。  既存の知識は、その大方が受動的記憶能力で持ち得たものだからです。  防衛本能に直結した受動的記憶能力は加齢と共にひたすら衰弱していくことは人類種 として見限ってきた事実です。  従って、それに取って代わる能動性の記憶能力を開発、発展させていない人々が痴呆 症や認知症に罹患するのは、ある意味において必然なことなのだ…