円周率世界記録を達成した原口證が、自らの人生経験から得た教訓やコツについて、書き綴るページです。

事実と真実と後悔と

人生訓 去る日の私の講演で、『真実』とはどういうものなのか『事実』との兼ね合いはどうかと問う若いお人がおりました。後悔の思いが付き纏(まと)って辛いのだ、とて重たげな表情でした。心を打たれましたものです。私もそうでしたが多くの若い人は自分の思考と行動に、これで良いのか間違っているのではないか真実とかけ離れているのではないか、といつも不安を感じているものです。 その時は時間的制限で意を尽くせなかった…

勤め人は辛いものだけど

人生訓 勤め人は多かれ少なかれ辛さを抱えるのが本質です。与えられる仕事が自分の嗜好と無縁ゆえにです。だからとて安直に仕事を放棄することなどできません。ではどうするか、です。相談されたなら私は2割程度さり気なくサボるよう奨めています。求められている結果の8割で良し、と心を定めるのです。80点なら御の字でしょう、会社側としては高評価します。それ以上の仕事は極力しないようにする。上司だって100点を要求…

病気にもならずに日々平安に暮らすには

人生訓 病気にもならずに日々安穏に暮らすにはどうしたらよいのか、とよく問われます。 徳を積まれた方々は「欲を去れ」「感謝して生きろ」と言いますが、欲は生活意思の源泉ですから毎日を無欲の境地で生きることは殆(ほとん)ど出来かねましょう。また、日々感謝して生きるように成れるにはどうしたらよいのか、その道筋を説いていただかねばなりません。理由もなく感謝の思いが生じることはあり得ませんから。更に、その道々…

心の病の方に

心の病の人に 遠方の方より視線恐怖症になったお子さんが治るにはどうしたらよいかとご相談の電話を頂きました。返答を一般化してここに再現します。 視線恐怖症は人目が気になると言うもので、そんな人々は結構多いものですが恐怖症の域に入ると相手の顔を見ることもできなくなります。対処方法は対人恐怖症の患者も同じですのでご参考ください。 人間には当然、色々な人がいます。全部を闇雲に恐れないよう(恐怖症の患者は大…

近況報告

近況報告 若い頃、私もご多聞に洩れずに桃源郷に憧れていました。桃源郷に行ってみたかったし、当然のこと住んでみたかったのです〔これは全ての人間の望みですよね〕。もちろん中国を踏査する金なぞないし、何としても探し出したいという強い意思も持ってはいませんでしたが。 でも、円周率に出会って私は知りました。「チルチルミチルのお話」のその先をです。あれは、幸せは身近にあるものとする寓話ですが、円周率の持つ意味…

心の病の原因は身近にある

人生訓 だれそれの奥さんが心に異状を来たして神経科に入院したって人伝に知らせが入った。気の毒です。恐らくは症状は固定化して長引くでしょうし、悪化する可能性も高い。 誰かに心理上、不都合な症状が現れたなら多くの場合は身近な人が因となる。上記の場合は夫の性格が禍しています。夫の言動が凶器となって妻の心を突き刺し続けていたのです。穏やかな方なのですが妙に片意地なところがあって、それが妻の心を苛(さいな)…

いじめられたなら

人生訓 悪口を言われた、罵(ののし)られた、蔑(さげ)まれた、と落ち込む人が世に多い。ですが、これは反対です。もちろん気の毒ですよ、イイエ落ち込む人ではなく悪態をついた人がです。気落ちすべき人が逆なのです。 大体、誰かが他人を口汚く謗(そし)ろうとする時は、言われる側には落ち度がなく理不尽な状況である場合がほとんどです。何故なら、悪口雑言を容易に口にする人は事の顛末(てんまつ)を冷静になって正しく…

妥協をしなさい

人生訓 人生上、闘う心が必要な状況はそうそうないものです。なのに、世の中は「人生は闘いだ、逃げるな、負けるな、死ぬ気でガンバレ、勝つまで闘え、妥協は恥だ」と、叱咤と罵倒(ばとう)の言葉で溢れています。でもこれだと逆に、辛いばかりで益々逃避の思いが募る一方です。 でもですね、こっちが闘おうとするから相手(人間ではない場合でも)も負けてはならじと抵抗するし、壁を厚くもする。苦しい状況が続くのみです。ま…

もっと気軽に生きましょう

人生訓 世の中の大方の人々が意地だ、体面が悪い、貧乏するのが恥ずかしい、いじめるアイツに負けてなるものか、などと言っては気を張って折角の伸びやかなる日々を窮屈にしています。モッタイナイですよ。そんな思いを2割ほどでも省いてみれば、きっと人生が大きく変わってくるのですがね。何ともモッタイナイです。 社会観察 日本に住んでいて背負う悩みや気苦労なんて、アフリカに住む人々には”贅沢”としか思えぬことでし…

人間関係をスムーズにするには

人生訓 皆さん、話し下手で周囲との軋轢を生じやすいようだ。そうはならぬように、ここで原口式のコツを披露しよう。大事なのは”話の術”などでは決してなく、ちょっとした”心構え”だけである。 帰宅が遅くなりがちな若い娘の身を案ずる父親に例を採る。 一般には怒りが先立って「いま何時だと思ってるんだ、この馬鹿娘」と、怒ってつい怒鳴ってしまうようだ。当然のこと、結果はこじれることになる。こんな時には「ヤー無事…