円周率世界記録を達成した原口證が、自らの人生経験から得た教訓やコツについて、書き綴るページです。

○さて、この能動的に作り出しにいく記憶は面白いものです、

○さて、この能動的に作り出しにいく記憶は面白いものです、楽しいのですよ。  工夫し考案した記憶法が、試してみれば確かに効果があるのです。  そしてまた、生きている実感を随伴させてくれるから有難いものでもあるのです。  それは何故か、と問われましょうか。  今後に頼るべき記憶力機能があるのですから、その力を持っていることを知った喜び につき、説明を要するものでしょうか。  ですから、歳を取った、老人…

○是非、次の話を聞いていただきます。

○是非、次の話を聞いていただきます。  現実論として、私の確かな実感を添えてお伝えしますゆえ、真面目にお聞き願いま す。  私事で恐縮ではありますが、老人の域に入っても尚、実際に衰えていない私の 円周率の暗記量を踏まえて確かめ、確かめ考えますと、どうやら、私の衰えているの は若い時分に盛んだった五感に対応する記憶力なのであって、記憶の源泉である「記 憶能力」そのものは劣化や衰弱はしていなのではない…

○6、記憶力の劣化という現実

○6、記憶力の劣化という現実  さて、そんなような一面を持つ記憶力が加齢に伴って衰退するのだとするのが世の常 識となっております。  それも、血気盛んな二十歳ごろから既にそれは始まっているのだそうです。  それについては、私も一般的な範疇に入ることに間違いありません。  私も、一週間前に何をしていたか、思い出せないのです。  もちろん昨日の一日間の出来事くらいは、ほぼ思い出せますが、一昨日、一昨昨…

○5、記憶力が劣化するという現実について

○5、記憶力が劣化するという現実について  さて、そんなような一面を持つ記憶力が加齢に伴って衰退するのだとするのが世の常 識となっております。  それも、血気盛んな二十歳ごろから既にそれは始まっているのだそうですね。  それについては、私も一般的な範疇に入ることに間違いありません。  私も、一週間前に何をしていたか、思い出せないのです。  もちろん昨日の一日間の出来事くらいは、ほぼ思い出せますが、…

○更に繰り返しますが、意識しない物事は記憶しません。

○更に繰り返しますが、意識しない物事は記憶しません。 「記憶」という言葉を分析してみれば、“記憶=心(立心偏)の意思を記すこと”と いうものなのですね。 ということは、従って、意思を持たないことは記憶しない、ということになりましょ う。  ここです、皆さんここですよ。  ここにこそ記憶の本質があるようなのです。これにこそ、私の言わんとすること の原点があるのですね。  つまり、意思の存在があって、…

○さて、話がそれてしまいました。元に戻します。

○さて、話がそれてしまいました。元に戻します。  つまりは、「忠敬さん」はこの測量生活のおかげにより74歳で没するその瞬間ま で、決して記憶力が劣ることはなかっただろうと推察しているのです。  〔この忠敬さん、隠居の身とはいっても心意気は至って高く、その学究態度は同門 の若者をも凌ぐほどだったそうですから、そういった意味からも記憶力の維持が為さ れたのでしょう。ですが、それを認めた上で尚のこと、忠…

○さて、トーンが上がりすぎましたので、下げましょう。結論を急ぎます。

○さて、トーンが上がりすぎましたので、下げましょう。結論を急ぎます。  つまりですね、人間はというものは、差異や差額がなければ、その存在に気づきに くいものなのだろうということです。  例えば、南極を見ていたとします。  ても、見えているだけではその特徴は掴めませんでしょう。北極と見比べてこそ、 陸地があることを感得できるのです。  比べなければ、そのことは分からないのですね。ただ見ていただけでは…

○さて、「測る」行為の結果として浮き上がってくる差異、差額は

○さて、「測る」行為の結果として浮き上がってくる差異、差額は記憶を作りだしま す。これこそが記憶細胞の糧なのですね。  ノッペラな平面は記憶細胞も見過ごします。ですが、高低や深浅が生じれば記憶細胞 たちは働き所と捉えましょう。  彼が野山を駆け巡っている間、細胞たちのそんな活動の場が途切れることなく続くの です。  かくして、「伊能忠敬さん」の頭脳の中は細胞たちの運動会場と化していたのでしょ う。…

○彼は、捧げて求めず、というお人柄でした。

○彼は、捧げて求めず、というお人柄でした。  養子に入った伊能家では文字通り身を粉にしての働きようだったのです。傾いてい た家運を彼一代で盛り返し、下総屈指の商家へと立派に興隆させた後の清廉にして淡 白な隠居振りです。  そんな彼ですから、お国のために多大な貢献ができるよう立派な業績を挙げるのだ 、などとは微塵も思うことはなかったに違いないでしょう。  そのような性格を推し量ると見えてくるのです。…

○さて、そんな彼の牛馬も恥じ入るような着実で且つ精力的な行脚が

○さて、そんな彼の牛馬も恥じ入るような着実で且つ精力的な行脚が本人の生気を保つ ことに大きく貢献をしたことは間違いありませんでしょう。  牛の歩みで着実に測り、馬の疾駆で進み行く、そんな彼には病魔も恥じて寄り付きま せんでしょう。  野山を駆け巡ることが健康によいのは常識です(余談ですが、このことでも分かりま しょう。人間は、その身が持っている能力を使うことが健康に直結するのです。逆の状 態になる…

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